【一口馬主：2022年3月19日-21日結果】6戦1勝（1-0-2-1-0.2）

こんにちは、Polarisです！
2022年3月19日（土）、20日（日）、21日（月）のレース結果を振り返っていきましょう！

本ブログは各クラブより転載の許可を得ています。

サマリ

今週は3日開催ということで出走は6頭でした！
この中でハーディネスとレガラールの2頭がデビュー戦となり、レガラールは見事デビュー戦勝利となりました！
ハーディネスも初出走の中でも3着と健闘してくれましたね。
初重賞制覇を期待していたフラワーカップはシンティレーションが1番人気となるも3着でした(T_T)

3月21日（月）中山11R：フラワーカップ（GⅢ）

シンティレーション（シルク）

春の牝馬クラシック前哨戦でもあるフラワーカップにて出資馬初の1番人気で出走！
前走の若竹賞でもいい勝ち方をしていましたし、人気になるだろうとは思っていましたがまさか1番人気だとは(^^♪

レースは好スタートを切るも少し下げ5番手くらいを追走します。
この時もう少し前に行ってても良かったですね～
4コーナーから上がっていきますが直線の短い中山では追いつけず3着でレースを終えています。
ただ直線では手ごたえがなくなったように見えたのでよくあそこから3着にまで盛り返したな、と少し感心！

今回は重賞制覇とはなりませんでしたが近年のフラワーカップの3着馬にはユーバーレーベン、ノームコア、ランブリングアレーなど重賞戦線でも活躍している馬も多いのでシンティレーションも続いてほしいですね！

あと今回のレース賞金獲得で維持費抜きとはなりますが、回収率が100％を超えました！
まだまだこれからも活躍していってほしいですね～

クラブコメント

3/21(月)中山11R　フラワーカップ（GⅢ）〔芝1,800ｍ・12頭〕3着［1人気］

スタートをまずまず決めると、5,6番手からレースを進めます。
やや促しながらの追走となり、早めに手応えは無くなるも、直線で盛り返して2度目の重賞挑戦は3着で終えています。

池上昌和調教師
勝ち馬を見ながら良いところで運べてはいたのですが、道中は少し押し気味での追走でしたし、良馬場発表とは言え、馬場が重たかったことで進んでいきませんでしたね。
レースを終えた武史(横山武史騎手)も『開催が進んで内の馬場が悪くなってきていたので、綺麗な走りをするこの馬にとっては分が悪かったです』と話していたので、納得しました。
それでも、勝負所ではもう苦しいかと思っていたところ、最後は前との差を徐々に詰めてくれましたし、負けはしたものの、この馬の能力を改めて感じられるレースだったと思います。
武史は追い切り、そして返し馬の感触が非常に良かったと話していただけに、何とか賞金加算することが出来れば良かったのですが、それが叶いませんでしたので、その点は残念ですね。
勿論、クラシック戦線を狙える馬だとは思いますが、まだまだ成長の余地は残っていると感じており、それを妨げるようなレースの使い方だけは避けたいと考えていますから、レース後の馬の状態をしっかりと確認して今後のプランを検討していければと思います。

レース結果

ティズグロリアス（キャロット）

本来は月末のレースに出走予定だったティズグロリアスですが、ルメール騎手が空いたこともあり急遽参戦！
デビュー戦以来のレースでしたが7番人気での出走となりました。

レースは大外枠ということもあり後方を追走するような形となりました。
直線に入った後はキタサンシュガーに詰め寄られたり諸々不利もあり初の重賞挑戦は9着で終えています。。

正直今回のレースは陣営も挑戦的な位置づけだったのでしょうがないですが、次走にまた期待したいですね！

クラブコメント

２１日の中山競馬では五分のスタートを切るが枠もあって中団後方を追走する形になる。
勝負どころへ差し掛かるあたりから仕掛けていき直線外から伸ばそうとするもジリジリとした伸びに留まり９着。

前走のデビュー戦を見事に勝利で飾ってくれました。
その時はまだまだこれからという状況だったこともあり期間を設けて臨んだ今回より良くなってくれていればと思ったのですが、スタートしてすぐに最初のコーナーを迎えるコースの中で大外枠となり、終始後手に回らざるを得ず苦しくなりました。
それでもまだ２戦目で、今回重賞レースへ果敢に挑戦したことが今後に活きるはずです。
この後はレース後の状態を確認したうえで判断していきますが、遅生まれでもありますし、ジックリと向き合っていければと考えています。

太田助手
入厩当初はカイバを食べきれないところもありましたが、それでも前走後から時間をかけてもらったことでいくらか増えた状態で帰ってきてくれましたし、本数を重ねるごとに良化してきたので、僕自身、楽しみを持って今回のレースへ向かうことができていたんです。
相手は強くハードルは高いかもしれないけれど、どれだけやれるかと思っていたのですが、外枠が堪えましたかね…。
ジョッキーに話を聞いても同様の意見で、“中山の１８００ｍ戦で外枠スタートは結構厳しかった。トビが大きいのでノビノビと走れるほうがより良いかもしれないね。最後張られていたのも結構可哀想だった”と言っていました。
それでも、“新馬のときよりも良くなっているよ”とも言ってもらえましたよ。
今回のチャレンジが今後の糧になってくれるはずですし、まだ緩さ、非力さが目立つ状態で伸びしろはあるはずですから、これからの成長に期待をかけたいと思います。

レース結果

3月19日（土）中京1R：3歳未勝利

ハーディネス（ロード）

ロード2019年産駒牝馬の中で一番期待していたハーディネスがようやくデビューを迎えました。
気性難などもありデビューまで時間を要しましたが、ひとまず間に合ってよかったです(^^♪
デビュー戦となった今回は抜けた2頭に続く3番人気での出走。
スタートも問題なく道中もしっかり折り合うことができていました。

直線では人気の2頭が抜けてしまいましたが既走馬相手にもしっかりと勝負根性を見せて3着を確保しました！
次にも期待できる走りでしたね！
クラブからは中2週で4月9日の次走が発表されました。
センスはあると思うので次は勝ち切ってほしいです！

クラブコメント

ハーディネスは、３月19日（土）中京１Ｒ・３歳未勝利・牝馬限定・ダート1800ｍに坂井瑠星騎手54kgで出走。
12頭立て３番人気で３枠３番から平均ペースの道中を５、６、６、６番手と進み、４コーナーでは内を通って０秒９差の３着でした。
馬場は不良。タイム１分54秒２、上がり37秒９。
馬体重は４９０kgでした。

吉岡調教師
キックバックや馬込みを気にせず、まるで実戦の経験があるような走り･･･との坂井騎手の話。
また、位置取りの差も響いて２頭には及ばなかったものの、３着争いでグッと前へ出た部分も能力が高い･･･と評価してくれました。
ジョッキーがポジティブなコメントばかり述べる通り、センスに溢れる内容。
装鞍所からレースまで精神面の難しさを覗かせていないのも何よりです。
まだ緩さの残る大型なタイプで先々が楽しみ。
すぐにチャンスも巡って来ると思います。

≪2022年３月19日　中京１Ｒ　３歳未勝利(牝)　ダ1800ｍ　不良　12頭≫
１着ローラスノビリス　　54ルメール1.53.3　　　　（２･２･２･２）37.6　460kg＋２kg
２着アルファカリーナ　　54福　永　1.53.8　３　　（１･１･１･１）38.1　426kg－４kg
３着ハーディネス　　　　54坂井瑠　1.54.2　２.1/2（５･６･６･６）37.9　490kg初出走

ハーディネスは、レース後も特に異常は認められません。
現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。
馬自身の状態に応じて追い切りを行い、４月９日（土）阪神・３歳未勝利・牝馬限定・ダート1800ｍに予定しています。

吉岡調教師
トレセンへ着いた後も大きな問題は無し。
テンションが上がっておらず、体力的にも平気な感じなのは何よりでしょう。
両トモに認められるクモズレについてはケアを施せば大丈夫。
このまま順調に運ぶようであれば、中２週の間隔で２戦目のレースを迎えたいです。

レース結果

3月19日（土）中京2R：3歳未勝利

ドリームアジェンダ（シルク）

クラブコメント

3/19(土)中京2R　３歳未勝利〔Ｄ1,400ｍ・16頭〕4着［3人気］

不良馬場。五分のスタートからまずまずのスタートを決めて、道中は好位を追走します。
早めに手応えが悪くなるも、最後までジリジリと脚を使い、2着馬とは0.3秒差の4着で終えています。

栗田徹調教師
この2走の感じから距離を短縮することで、その甘さを補えるかなと思っていたのですが、前日の雨の影響もあってこの馬にとっては時計が速すぎましたね。
元々ワンペースな馬ですから、こうした脚抜きの良い馬場よりは乾いた馬場の方が合っていそうです。
それでも、道中抱えるところが無かった割には最後までバテずに脚を伸ばせましたし、前走よりも内容は濃かったですので、この条件も決して悪くなかったと思いますよ。
この後は優先出走権を手にしたので、このまま続戦することも視野に入れていますが、スクむ体質でもありますし、トレセンへ戻ってからの状態を最優先に考えます。

横山武史騎手
芝スタートで少し戸惑った感じはありましたが、それなりに位置を取れましたね。
距離短縮で多少忙しさはあったものの、動きは悪く無かったですし、新馬の時よりも体がしっかりとしてきたと思います。
あとは左回りが初めてでしたから、コーナリングに課題はあったものの、これは慣れてくれば問題のないレベルです。

レース結果

3月20日（日）阪神2R：3歳未勝利

アレマーナ（キャロット）

クラブコメント

２０日の阪神競馬ではスタートから押して３番手のインにつける。
３コーナーから鞍上の手が動き出すなど反応は鈍く、直線でも目立った脚は使えず７着。
前走でダート適性を見せてくれていましたし、ここはもうひと押しを期待したのですが、途中から追走に余裕がなくなり、そのまま伸び切れずに終わってしまいました。
今日の敗因がはっきりとしませんが。
ひと息入れてからの巻き返しに期待したいと思います。

松下師
スタートから少し出していい位置は取れたと思うのですが、他の馬が持ったままなのに、こちらは早くから手が動いていましたからね…。
キックバックは大丈夫とジョッキーは言っていたので、もしかするとちょっと忙しいのか、最初に出した分しんどくなったのかは何とも言えないのですが、馬は良くなっていただけに残念です。
優先権を確保できませんでしたから、いったん放牧に出して間隔を空けるつもりで考えています。
いい競馬ができず申し訳ありません。

レース結果

3月20日（日）中山5R：3歳未勝利

レガラール（キャロット）

色々アクシデントはありつつもやっとたどり着いたデビュー戦。
当日は3番人気でキャロットとは相性のいい横山武騎手(^^♪
当然期待はしていましたが、好スタートからそのまま道中は先頭集団で折り合いをつけ直線も加速！
見事デビュー戦を1着でゴールしています！
ただその後の検査で剝離骨折が判明(T_T)
半年の休養を余儀なくされてしまいましたが、ここでまたしっかり身体を作って秋に復活してほしいですね！

クラブコメント

２０日の中山競馬ではまずまずのスタートを切り好位につける。
そのまま直線へ向かい追い出すと先頭に立ち、後続の追い上げを何とか凌いで見事に優勝。

育成時代から弱さが目立ち苦労が絶えず、本州への移動ならびに天栄での調整に時間を要しましたが、トレセンへ入厩してからは大きな不安が出ることなく、順調に乗り込むことができていました。
天栄のときからそうでしたけれどトレセンでもいい動きができていましたので、脚元の弱さを考えるといきなりから答えを出したいと思っていましたので、見事に勝ち切ってくれて本当に良かったです。
鞍上の評価は高く、“焦らず大事にしていけば走ってくるはず”というコメントも残してくれましたので、まずはレース後の反動面の有無をよく確認していきますが、その後も慎重に接していければと考えています。

武井師
いや～本当に良かったです。
あれで勝つのと２着になるのとでは大きく違いましたからね。
会員の皆様おめでとうございました。
課題点の手前はやはりコロコロ替えていましたね…。
そして、ゴール前１００ｍくらいのところにゲートの轍があるのですが、それを見て１周目も２周目もジャンプしていました（苦笑）。
特に２周目はトップスピードに乗っているところでしたし、それによって減速してしまいましたからヒヤッとしましたが、よく凌いでくれました。
そのことについても彼は“あのジャンプで減速してしまって再加速できなかっただけで、余裕がなかったわけではないですよ”とも言っていました。
レース後の様子を見ると右前脚を落鉄していたので、それを踏まえても着差以上のものだったかなと思います。
上がりの様子は今のところ変わりないですが、落鉄もそうですし、元々脚元に弱さを抱えがちな馬だったので、慎重に様子を見ておきます。

横山武史騎手
やはり走ります。
スタートが良かったし、折り合いも調教時と違って競馬では大丈夫でした。
センスがありますね。
メンバーレベルがそこまででなかったのかもしれないけれど、展開に恵まれたわけではないし、自分で勝ちに行って結果を出すのですから立派だと思います。

２３日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。

武井師
先週の競馬直後の様子、翌日の早朝確認したときの歩様は良くはなかったですね。
それでも、歩様は普段から決していい馬ではなく、追い切り後は結構良くないことが多い馬で、いつもの強い調教後と差はあまりないかな…と見ていました。
膝の張り具合はいつもと同じくらいで、一方、筋肉の張りがかなり強かったので筋肉痛がメインかなと思い、経過を見ていましたが、時間が経っても変化が乏しいため、ちょっと診ておいた方が良さそうだな…と感じ検査を行ったところ、左の膝、細かく言うとトウ側手根骨遠位端部に剥離骨折が見つかりました。
天栄で調整しているときも歩様が良くないことがあったのでいずれにせよ検査をしてから放牧に出そうと考えていたのですが…レースで剥離してしまったようです。
この検査結果を踏まえても、本当に勝てていて良かったです。
何もなくてもこの後は少しゆったりさせてさらなる成長を図りたいと考えていたので、怪我は残念ですし申し訳ないのですが、この期間で不安を少しでもなくし、成長を促すことができればと思います。
膝の骨折なので半年前後の休養になるかと思いますが、おそらくやるとは思いますがオペの有無によって、また、順調に行くかどうかによって休養期間は変わってくるかと思いますので、そのあたりは牧場での様子を見ながら復帰時期を模索していきたいです。

レース結果

おわりに

先週分は更新がおそくなってしまいました。
シンティレーションとティズグロリアスは残念でしたね。。
2頭とも上位人気、シンティレーションに至っては出資馬初の重賞1番人気だっただけに初重賞勝利を期待していたのですが。。
2頭とも一旦放牧ということで春のクラシックは厳しいのかな。
シンティレーションは去年のユーバーレーベンと同じように間挟んでオークスに向かってほしいですけどね。。
続報を待ちましょう！

来週も勝利を報告できたら嬉しいですね！
では(^^)/